イランミーリー工房の織物と象鯨彫刻家具
世代工房(象鯨彫刻家具大磯ショールーム)
開館時間: 11:00~17:00
10月16日(月)休館
使える絵画・使える彫刻
30歳のある日、家中のプラスチック製品を全て捨てました。
黒電話だけが残りました。
その時住んでいた家は、オシップザッキン(ピカソに並ぶキュービズムの彫刻家)も滞在したことがある趣のあるアトリエでした。僕の美意識?が衝動的な行動を起こしてしまいました。
生活は少し不便になりました。
僕は彫刻を制作し、絵を描きます。
本当のデッサンとは何か?とデッサンの練習を今も続けていますが、ミケランジェロには遠く及びません。
懐古主義では無く、本質を見出せるものは何だろう?と思い悩んでる40歳の頃、アリ・ソレマニ氏(白金台ミーリーコレクション会長)に出会いました。ミーリー工房の素晴らしさを語るアリさん。最初は分かりませんでしたが、いつしか、自分の制作に、その考えが反映され、一生懸命作る事の大切さ、自然素材への拘りに自信が持てるようになりました。
本物とは何か?知識を元に技術と感性を鍛えた作品。選ばれた素材。伝統の継承は時代と共の変化すると思います。
ミーリー工房の絨毯とアリ・ソレマニ氏の手がける絨毯。あらゆる意味で、ここに僕自身が手がける「象鯨彫刻家具」が重なります。
今年も又、手紡ぎ、草木染めの織物と大木から削り出された彫刻家具が並びます。
秋の訪れを感じる大磯へお出かけください。
象鯨世代工房厳選の、miri工房とsoleymanieh fini工房の織物を象鯨彫刻家具と共に展示しております。
彫刻に座り、織物を眺めてください。